ライブで身を守るためのはなし

2018年2月7日、ACCIDENT CODE”R”に行ってきた。

ライブはとても楽しかったけど、

命の危険を感じたからそのはなし。

ちょっと怖いかもしれないけど、

誰の身にも起こる話だとおもうし

これから自分自身がライブを楽しむための覚書。


前提として

1.初BIG CATで勝手がわからない

2.もともと低血圧で目眩、立ちくらみが多い


私の整理番号は679番で、

850人キャパのBIG CATでは

かなり後ろの方だなと思っていた。

開場して入ると案の定フロアの3/4くらいまで人が埋まっていた。

まあそんなもんだろう、

じゃあ今日は後ろの方で大人見かな

と中央付近斎藤寄りに位置取る。

オチケンさんのアクトが終わり、

絵の具が流れる、、、

えっめっちゃ押される???

え私押されてる???

この時点で若干パニック。

気づくとつま先立ちで

フロアの1/4くらいのところまで来てる。

こんな前にくるはずじゃなかったけど

まあ近くで見れるしいっかと

押される波に乗っかる。

「何かが変わりそう」

まだ押される、これ以上前に行けない。

でも押される。

今思えば乗車率300%の電車

ってあんな感じなんだろうか。

そのくらい激しかった。

オリオンをなぞる

この辺りから前後に押されていたのが

左右にも揺すられるようになる。

まるでフロア自体が左右に45°傾けられるのを

繰り返されるようだった。

私は比較的女子の中でも背が高い方だから

ある程度安定を保てていたけど、

周りの私より背の低い女の子は

何人も倒れそうだった。

Invisible Sensation

熱気がすごくなってきた。

あれ?私なんかしんどい、、、

息できない、吸った空気が熱い。

冷たい空気が吸いたくても

人に揉まれ、どこもかしこも熱い空気。

頭がふらつく、あ、これヤバいやつ。

もうちょっと前に行けば楽になるだろうか、

せめてなにか掴むものがあれば、、、

ここまで思考回路が繋がって

とりあえず壁、、、息が吸えるようにしなきゃ、落ち着かなきゃ、倒れてもスタッフに見つけてもらえるようにしなきゃ

そう考えた時にはユニゾンに背を向け、

前に行こうとする人の波に逆らって

後ろに戻っていた。

フロアの1/2くらいまで戻ったところで

冷たい空気が吸えるようになった。

はあ、落ち着いた大丈夫。

とここまでが私の今日の状況。

その後は体調も良くなり楽しめた。



こうなった原因。

1.幕張で斎藤側が圧縮されてたのを

見てたのにも関わらず斎藤側にいたこと。

2.ヒートテックを着ていたこと。

3.水分補給を十分に行わなかったこと。


特に3。

オチケンさんも言ってた

「冬だからって油断するな」

その通りなんです。

特に私みたいな低血圧の子は。

でもあんなフロアでカップドリンク飲めないじゃん、だ

からみんな終演後にドリンク貰うんだけどさ。

もし会場のドリンクメニューに

ペットボトルのドリンクがあるなら

割高だと思っても貰うべき。

ペットボトルがない、

持ち込みできないなら

飴をカバンに忍ばせるべき。

しっかりした水分補給ができなくても

唾液でなんとかなる。


不幸中の幸いというべきか(不幸でもないが)

私自身、貧血や熱中症で倒れた経験があるから

「あ、自分やばい倒れる」って気づけた。

ない人はほんとに気をつけた方がいい。


でね、前まで行ってしまったら

後ろ戻れないから諦めるしかない

って思う人もいると思う。

そういう人が倒れてしまうんではないかと。

でもユニゾンファンみんな優しいし、

意外と周りを見てる。

前から戻ってくる人がいたら

みんなちょっと道あけてくれる。

私が戻っていくときも何人か

「あっ」って顔してあけてくれた。

助かった。



前の方が楽しいのもわかる、

でも自分の体調を犠牲にしてまで

前の方で楽しむか?

ニゾンは後ろの方まで楽しませてくれるよ。

なによりも大事なのは自分の身体。

それを学んだ0207でした。